下記のシナリオを読んで、3つのディスカッションに参加してください。
動画で学修した内容を参考にして、各ディスカッションでは、「あなたが考える」最良の選択肢を一つ選んでください。最良の選択肢は必ずしも一つとは限りません。選択肢を選んだ後に解説が表示されます。
3つのディスカッションに参加すると、最後に採点結果が表示され、設定基準を超えていれば、モジュールを修了することができます。
Case.12
不都合な事実を明らかにせずに論文執筆を行った例
事例
大学病院Hで働く小児科医Aは、希少疾患である代謝疾患Xのレジストリ研究を担当している。
2013年4月1日以降に参加施設を初診で受診し、研究参加の同意が取得できた患者を集めて、レジストリを構築した。10年間で約200症例が集まったため、これまでのデータを記述的にまとめる論文を執筆することになった。
A医師が論文ドラフトを担当することになり、対象者のフロー図を作成していたところ、参加施設Qに、初診日が2013年4月1日より前に受診した患者が数名混ざっており、最も古い日付の者は2010年4月1日であった。
研究責任者である指導医Cに相談したところ、2013年4月1日以降もフォローしているので、対象患者であるということであった。そこで、その患者も解析に加え、論文には2013年4月1日以降と記載することとした。