下記のシナリオを読んで、3つのディスカッションに参加してください。
動画で学修した内容を参考にして、各ディスカッションでは、「あなたが考える」最良の選択肢を一つ選んでください。最良の選択肢は必ずしも一つとは限りません。選択肢を選んだ後に解説が表示されます。
3つのディスカッションに参加すると、最後に採点結果が表示され、設定基準を超えていれば、モジュールを修了することができます。
Case.8
多施設研究において、参加施設間でデータ収集の状況が異なっていた例
事例
大学病院Hが中心となり、希少疾患Xの後ろ向き多施設共同研究が行われた。
各施設からのデータ収集が終わり、それらを入力したデータベースが完成した。大学病院Hで働く小児科医Aは、そのデータを使用して、症状の有無と薬剤Dの効果を評価する論文執筆を担当することになり執筆を始めた。
患者背景の表1を作成していたところ、研究開始時点の各種症状有無を調べる変数で、臨床的な感覚より割合が高いことが気になり、施設ごとのデータを確認したところ、参加施設Sからのデータでは、他の施設のデータと比べて、大幅に「症状あり」と回答している割合が高いことに気がついた。
事例概要 | |
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仮説 | 薬剤Dは疾患Xの諸症状の発生に関連する |
研究デザイン | 多施設後ろ向きコホート研究 |
対象 | 適格基準:薬剤Dを投与された疾患Xの患者 |
評価項目(アウトカム) | 動悸、頭痛、発疹の有無 |