下記のシナリオを読んで、3つのディスカッションに参加してください。
動画で学修した内容を参考にして、各ディスカッションでは、「あなたが考える」最良の選択肢を一つ選んでください。最良の選択肢は必ずしも一つとは限りません。選択肢を選んだ後に解説が表示されます。
3つのディスカッションに参加すると、最後に採点結果が表示され、設定基準を超えていれば、モジュールを修了することができます。
Case.10
質問紙の回答回収率を上げるために、回収の条件を複数回変更した例
事例
大学附属病院の医師Aは、医学生を対象にあるウイルスワクチンの副反応を調査するために、質問紙法 (切手を貼った封筒を渡して郵送してもらう方式) による研究を行った。
回答の謝礼を500 円相当の電子マネーとし、締切をワクチン接種1ヵ月以内に設定した。
しかし、回答の回収率が20%と低かったため、未回答の対象者に対して、謝礼の増額 (1000円相当) と締切をさらに2ヵ月延長することを知らせた。それでも回答の回収率が40%と低かったため、謝礼の増額 (2000円相当) と締切をさらに2ヵ月延長することを知らせた。その結果、回答の回収率が60%に増加した。