下記のシナリオを読んで、3つのディスカッションに参加してください。
動画で学修した内容を参考にして、各ディスカッションでは、「あなたが考える」最良の選択肢を一つ選んでください。最良の選択肢は必ずしも一つとは限りません。選択肢を選んだ後に解説が表示されます。
3つのディスカッションに参加すると、最後に採点結果が表示され、設定基準を超えていれば、モジュールを修了することができます。
Case.1
脳ドックのデータを用いた研究
事例
Sクリニックの脳神経外科医Aは、臨床経験から、精神的ストレスは無症候性脳梗塞の原因となるとの仮説を立て、検証を試みることにした。
Sクリニックが使用する脳ドック受診者の問診票には、ストレスをチェックする項目がもともと存在している。そこでX0年〜X2年に脳ドックを受けた人を対象に、無症候性脳梗塞とストレスチェック項目との関連を調査した。
脳ドックを受けたのは1000人で、うちストレスチェック項目の回答が無かった200人を除外し、ストレス有りの600人と、ストレス無しの200人を比較した。
ストレス有り群の無症候性脳梗塞は、無し群の4倍多くみられた。
事例概要 | |
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仮説 | 精神的ストレスは、無症候性脳梗塞の原因となる |
研究デザイン | 横断研究 |
対象 | 適格基準:S クリニックでX0年〜X2年に脳ドックを受けた者 |
除外基準:ストレスの有無を判定するチェック項目への回答が無かった者 | |
評価項目(アウトカム) | 脳ドックにおける無症候性脳梗塞の所見 |